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2021.11.01

From HIP-11月号-

皆さまこんにちは!11月となりました。

11月といえば七五三です!
今年も前鳥神社様での、お仕度撮影のプランは順調で、とても賑やかになりそうです。

わたくしが主催しております、本気の着付け教室 では、今年は新たに七五三対応クラスを設けまして、
ご指導させていただきましたら、すべての回で満席となり、大盛況でございました。
当店では、毎年、スタジオさんでは断られてしまいました。というような、素晴らしい本断ちの
7歳のお嬢様のお着物や、代々伝わるご自慢の丸帯などをお持ちになって、ご来店のご家族様が
必ずいらっしゃいます。
どのお着物も素晴らしく、本来なら、お仕立て直して13.4歳でお召しになるようなお着物になるはずのものですが、
お仕立て直しも、むかしなら、さっとおばあちゃまが夜なべで直されていたのでしょうが、
この時代に、そう簡単に和裁をなさるおばあちゃまもいらっしゃらないことでしょう。
かくいうわたくしもできません。私の時代には、母が7歳の時の着物をさっと直してくれて、
16歳のお正月に、ボーイフレンドと初詣に行った思い出がございます。
毎年お正月には着物を着せてもらっていたわたくしたち姉妹でしたが、もうこの着物は飽きた!
と、叔母のお下がりの、日舞のお稽古に着ていっていたピンクの着物を嫌がり、母があわてて縫い直してくれて、意気揚々と出かけたものでした。
いまは、お仕立て直しも呉服屋さんにお願いするようですし、なかなか難しいですね。
ですが、形もそのままに残り、次世代に受け継がれていきますね。
レンタルで扱うような、四つ身ではなく、さすが本断ちともなればお小さいお嬢様に合わせてお着せするには、知識も技術も工夫も必要です。
たんすの奥から何年もして手に通される絹物は、かぐわしく雅です。大切にしたいものです。
丸帯もしかり、ゆったりおおらかに結べば、気品ある帯解き祝いとなること間違いありません。

昨年の今頃は、わたくしのYouTubeチャンネルのフォロアー様が3000人とお伝えしておりました。
今では1万5000人に迫るようになりました。
これもひとえに皆様のおかげです。
どうぞ、これからもよろしくお願い致します。

さて、今年の七五三、そして迫ってまいりました、ご成人式。
楽しみたいと思います。百合香もデビューいたしております。

さあ、この続きはサロンで。

2021年11月  山宮博子

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